包茎の基準とは?

自分は包茎なの?治療は必要?そんな疑問にお答えします

包茎の基準とは?

包茎とは、亀頭が包皮によって常に覆われている状態であり、亀頭が露出していない状態を指します。包茎の診断は、自身の症状に加えて、医師による触診や視診によって行われます。一般的に、包茎の診断には血液の採取や特別な機械による検査は必要ありません。

包茎には真性包茎、カントン包茎、仮性包茎の3つのタイプがあります。真性包茎は、包皮輪が亀頭に比して小さく、包皮輪を亀頭上の後方に反転できない状態を指します。この状態では亀頭を完全に露出することができません。また、カントン包茎はペニスの先の皮が狭く亀頭や陰茎を締め付ける包茎タイプです。仮性包茎は、包皮を反転させることは可能ですが、過剰な包皮が常に亀頭を覆っている状態です。仮性包茎がより一般的な状態とされています。

包茎セルフチェック

通常時に自分で剥ける

通常時に亀頭に皮が被っておらず、勃起時に亀頭がすべて露出している状態であれば包茎ではありません。
通常時に亀頭に少しでも皮が被っているが自分で剥くことができる、手を使わなくても勃起時はペニスはいつも亀頭が全て露出している状態は軽度の仮性包茎です。重度な仮性包茎は勃起しても亀頭がほぼ皮を被っているが、手を使えば亀頭を全て露出することができる状態です。

勃起時に自分で剥けない

勃起時に亀頭に皮が被っており、包皮の先が狭くなっているため簡単に手で剥けない状態はカントン包茎の可能性が高いです。この状態で無理に皮を剥こうとすると亀頭が締め付けられ、最悪の場合亀頭が鬱血して壊死する可能性があります。カントン包茎の場合は治療に緊急性があります。

自力で剥けない

皮と亀頭が密着しており手で剥くことができない状態は真性包茎である可能性が高いです。真性包茎は自力で治すことはできません。また、見た目の問題だけでなく性機能の問題や感染症など、様々な病気のリスクが考えられるため、早急な治療が・手術が必要です。

包茎手術の必要性

包茎が原因で悩んでいる場合、仮性包茎、カントン包茎、真性包茎いずれも治療をおすすめします。いずれの症状も炎症や性病、感染症、早漏やEDなどのリスクが潜んでいるからです。 仮性包茎の場合は、切らない包茎治療が可能です。カントン包茎、真性包茎は手術が必要ですが、包茎の症状や患者さまの希望に合わせた治療が可能です。 どのような治療が必要なのかを医師にご相談することをおすすめします。